えり好みするな、と言われても……保留ママの悲痛な叫び

先日、今年も保留になってしまったご近所ママさんとランチしました。

求職中でも保育園の内定を得ることが出来た方のいる一方で、

保留になってしまった育休中のママさんもいます。

戸塚はご存知の通り激戦区ですが、

新設園も年１ペースで増え、様々な特色の園が増えたたためか、希望の範囲を広げれば求職中ランクでも入れる可能性もなきにしもあらず。

ただ、そんな加点無や低ランクでも内定を得た人から

「選ばなければ入れる！」

「落ちたのはえり好みしてるからw」

と言われても、職業や勤務地、状況によっては、『選べない』という人もいるのです。

・21時までの保育が必要な人、

・7時に預けなければ勤務開始に間に合わない人、

・土曜保育も遅くまで必要な人、

・駅から遠く、居住地域にも保育園が少ない人、

・通勤の関係で駅近や家の近くしか選べない人、

・車通勤で駐車場のある園しか選べない人、

・小規模卒業後の保活ができない人、

・第二子で兄弟同園希望の人・・・

こういう方々は、希望する保育園が限られてしまうのです。

保活や育児のために、職場や家を簡単に変えられるのであれば、すでにそうしているはず。そもそも、戸塚に住んではいないでしょう。

そういう人は泣く泣く育休の延長をしたり、退職という決断をせざるを得ません。

（そう考えると求職中の方は、努力次第で加点もつけられ、保育園もどこでもいい意識があるので、育休中ママよりもある意味保活的に有利なのかも？と思ったり。）

私がこのブログで訴えている

『内定を得たいなら、希望の範囲を広げよう』

といわれてもできない状況の人もいる・・・。

だから、人によってはこのブログの内容や、どんな体験談、ノウハウを見ても全く参考にならない人もいるでしょうね。

私もそうですが、成功体験があると、

「こんな自分でもできるのだから、他の人も同じようにすればできるはず！　それでできないのは甘え」

と思ってしまいがち。

それに、例え保育園に入れたとしても、希望下位だったりすると、やむを得ない事情で選ばざるを得ない人にも「私だって保育園妥協したんだから、あなたも妥協すべきだ！」というような同調圧力をかけたくなってしまうのでしょう。

人それぞれ状況というものがあるのに・・・。

まあ、人間ですもの。

すべてを解消するには、保育園が希望者全入になるくらいしか方法はありませんが。

来年度も新設園がもっと増えて、保育士さんの待遇もよくなりますように。

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