「戸塚駅周辺って、本当に保活激戦区なの？？」戸塚区の2019年の現状

「戸塚が保育園激戦区だとは思わなかった」

「都心でもないし、横浜市は待機児童０だというから引っ越してきたのに」

保活に苦労するママ友たちは口々にそう言います。

かくいう私もそうでした。

しかし、横浜市の言う待機児童という言葉は、からくりがあるのは横浜保活ママなら十分ご存知かと思います。

認可保育園申し込み者
ー　認可保育園入所者
ー　無認可保育園（横浜保育室含む）入所者
ー　ご自身等でお子さんをみながら、インターネットなどで在宅で職を探している方
ー　特定保育所等のみの申込者など
ー　育児休業中だが現時点で復職の意思がない人数

=待機児童

なんです。保育園入れないから、認可外に預けたり、やむなく在宅で求職をしたり、育休延長されている方も待機児童にカウントされていないんですよ。

横浜市では、「待機児童」の定義が厳しくされて０とうたっていただけなのです。

本来の「待機児童」に近い意味合いとして、「保留児童」という言葉も使っているため、この記事では「保留児童」を保育園に落ちた人とみなして、お話を進めていこうと思います。

では、本題の横浜市戸塚区が本当に保育園激戦区なのかについて。

それは、まぎれもない事実なのです。

「平成31年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について」

こちらの資料によると、保留児童の多い数、第一位の港北区に次いで、第二位は戸塚区です。その数、なんと保留児童数は471人。

戸塚区個別の、０歳児、１歳児の保留児童数の内訳はないのですが、

1-(2) 「年齢別の待機児童数及び保留児童数の状況」の保留児童数の年齢別割合から概算すると、

0歳児（18.1％）：85.2人

1歳児（54.2％）：255.2人

2歳児（18.6％）：87.6人

だいたいこんな感じでしょうか。

私が暮らす地域のひよこ会では、「保育園を考えている人」という挙手制の簡単なアンケートがあったのですが、ほとんどのママさんが手をあげていました。

保育園ママさんの方が、ひよこ会などの地域の行事に積極的だとは言われており、

（育休中の短い時間に近所のママ友を得たり、保活情報を集めるため）

たまたまだったかもしれませんが、この現状は驚きました。

そして、1月後半、続々とママさんから起こる「保育園落ちた」の声が……。

Ａランク、20園以上申し込んだのに……という方が普通に落ちていて、愕然としました。特に1歳児のママさんたち。

私は1歳児ですが加点があったので、入ることができましたが、その結果報告さえ憚られるくらいの阿鼻叫喚ぶりでした。

「駅周辺には20園以上あるから、どこかしら入れると思っていた」

「長く住んでいる先輩住民からは、戸塚は保育園は入りやすいと聞いていたよ」

私もそう思います。では、なぜこんなに保育園があるのに入れないのでしょう。

次の記事に続きます。

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横浜戸塚駅周辺保活体験記