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横浜戸塚駅周辺保活体験記

戸塚在住10年以上。5歳クラス保育園男児のママ・スイです。激戦区として名高い戸塚駅周辺の保活・子育て情報など発信していきます。みんなが保育園に入れますように。

横浜市資料:R2.4時点の待機児童状況を読む

 5月に横浜市の記者発表資料として公開された「令和2年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について 」

 

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kodomo/2020/0520taiki020401.files/0001_20200519.pdf

<PDFファイルです>

 

こちらはいわば「横浜市の待機児童状況はこれくらいいて、だから横浜市は今これだけ頑張ってますよ!」ということが記載された資料です。

 

その内容を抜粋しながら昨年度の戸塚区の入所状況を考えてみようと思います。

 

まず、前提として、横浜市が謳う待機児童というのは世間のイメージの待機児童とは違います。認可保育園に入れずに育休延長しても、認可外に入っても、それは待機児童とは言いません。※詳しくは資料の<1 待機児童数等の状況/(1) 待機児童数 >で。

この記事では保育園に入れなかった子=保留児童と解釈してお話を進めていこうと思いますので、ご了承ください。

 

まず、目にすべきなのが、1 待機児童数等の状況/(2) 年齢別の待機児童数及び保留児童数の状況

ここからわかるのは、保留児童になった児童の割合のほとんどを占めているのが0歳~2歳児ということです。しかも1歳児は全体の半分(55.7%)を占めています。

『1歳児は入りにくい』があらがえない事実だということが示されています。

※ちなみにこの数値は保留児童の中での割合です。全体の児童の中の割合ではないので半分が落ちるということではありません。

 

この割合から、単純計算ですが、戸塚区の中でどのくらいの児童たちが保育園に入ることができてないのか年齢別に計算してみます。


参考資料1に、「令和2年度 区別保育所等の待機状況」が掲載されています。

そこには戸塚区のものとして掲載されているのが

就学前児童数 14,101人
利用児童数  5401人
保留児童数  380人

という数値。

保留児童の380人という数値を横浜市の保留児童の年齢別割合を当てはめて計算すると

0歳児 

19.2%=戸塚区内で72人が保育園落ちた?!

1歳児

55.7%=戸塚区内で211人が保育園落ちた?!

2歳児

16.8%=戸塚区内で63人が保育園落ちた?!

 (小数点以下切り捨て)

となります。横浜市の割合から推測した強引な計算で、なおかつ東戸塚地域も含めた戸塚区全体の数値ではありますが、実際に人数の数字で見ると一気に実感わきませんか?

 

また、待機児童でしか数字が出ておらず、人数も少ないのですが『選考基準別の待機児童の状況』というデータではAランク、Bランクの方が多く、ともに最高の8人となっています。(こちらは待機児童数しか出ていません。サンプル人数少ないのに出して何の意味があるんでしょうか…保留児童で出せばいいのに、ですよね。)

 

つまり、「落ちた人はみんな求職中とかでは?」と考えている人もいると思いますが、そんなことはないんです。選考基準で上位なのにも落ちる人が多いということです。

つまりは、激戦区ではそれだけ厳しいということ。

 

そのことを踏まえて、甘く見ずに、今年度の保活戦線に臨みましょう。

 

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